SEOにかかりやすいホームページの作り方

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検索エンジンの歴史を考えると、検索エンジンに効果的なホームページ像が見えてくると思います。
もともと、論文検索を目的としていたこともあるため、検索エンジンとしてはやはり「テキスト」ベースでの製作が望ましいのです。
「はじめに言葉ありき」とはよく言ったもので、検索する時にもまずはその言葉を思い浮かべるのです。
検索エンジンに登録されやすい条件と言うものが7つほどあります。

  • 1.情報の鮮度がよい
  • 2.情報量が多い
  • 3.信用のあるWebにリンクしてもらう
  • 4.情報を拾いやすいWeb
  • 5.意図した情報がどこにあるのかわかるWeb
  • 6.世界標準
  • 7.ページの一致

まず、「情報の鮮度が良い」という条件は、できる限り毎日更新したほうが良いということです。クローラーと呼ばれる情報を収集するロボットは、新しい情報があればその都度その情報を収集するという機能があります。
ですので、巡回してくるときにはなるべく新しい情報をもたせてやる必要があるのです。そうすることによって、検索エンジンでも情報がリフレッシュされます。

次の「情報量が多い」という条件は、論文を書くときにも共通するのかもしれません。数を出せば、先生の評価が良かったりします。
・・・と言うのは冗談で、テキストでの検索確立が上がるのです。さまざまな、情報を入れ込むことによって、さまざまなワードでの検索にもかかるようになります。

3番目の「信用のあるWebにリンクしてもらう」というのは、論文で言えば権威ある論文で引用してもらうと言うところでしょうか。
権威ある教授の論文で自分の論文の一説が引用されたりすれば、自分の論文も評価が高くなります。
実はGoogleの検索エンジンもこれと一緒で、権威のあるサイトからリンクしてもらうと自分のサイトの評価も上がるというPageRankという考え方があります。
たとえば、PageRankが4のサイトがPageRank2のサイトにリンクを張ると、PageRank2のサイトの評価が上がるのです。

「情報が拾いやすいWeb」
とは、単語で表記するのではなく、文章として表記してあるページのことです。
たとえば、「SEO SEM 総合 ページ」と書くよりも「SEO・SEMの総合ページです。」と文章化したほうが良いと言うことです。これも、論文の概念から来ていると思われます。写真やデータだけでまったく文章を書かない論文はあまり良い評価を受けません。文章化されることで評価が上がるのです。
インターネットの世界でも、写真やデータだけのページがありますが、検索エンジンにはかかりづらいですよね。
かといって、すべてテキストだけのページも評価はされません。
ちゃんと、基本となるデータや写真があってそれに対する説明と言う形であれば、論文としては良い評価を得られます。

5番目の「意図した情報がどこにあるのかわかるWeb」というものは、目次や見出しを入れることさしていいます。
文体で校正されたものは、出版物であれ、論文であれ、Webであれすべてにおいて目次と見出しがなければなりません。Webの場合はサイトマップと言う形で、サイトのすべての情報を掲載しますが本や雑誌の場合は、必ず目次は用意されていますし論文でもあります。
こうした目次や見出しもサイト評価につながっているのです。

「世界標準」でなければ、World Wide Webの意味がありませんが、意外と世界標準といわれると良くわからなかったりもします。
ここでの世界標準とはW3C(World Wide Web Consortium)の勧告のことで、HTMLやXML、CSSのさまざまな仕様に対するものです。これまで、HTMLやCSSはブラウザの仕様によって使えるものとそうでないものなどがあいまいでした。そこで、コンソーシアムを組織し標準化を図っています。ちなみに、こうした標準化の運動は世界中で行われているため検索エンジンにも採用されています。
世界標準であることは、良いサイトであることでもあるのです。
今の世界標準は、CSSを利用したデザインです。

最後の「ページの一致」とは、Yahooの検索エンジンである YST(Yahoo Search Technology)が打ち出した概念です。具体的には、「タイトルにキーワードが存在する」「本文にも同じキーワードが存在する」ということです。
これまで、Yahoo!の検索結果を見込んでGoogleのサーチエンジン対策を行っていた人が多いと思いますが、これによりYahoo!Japanからのアクセスアップを考えるなら、YSTのサーチエンジン対策も考えなければなりません。
ちなみに、確認方法は以下です。

  • 「サイトに含まれるキーワード」「site:」の間には、半角スペースを入力してください。
  • 「site:」は半角で入力してください。
  • ドメインとは、インターネットの世界の住所にあたるIPアドレス(インターネットプロトコルアドレス)を、人間に分かりやすい言葉に置き換えたものです。たとえば「http://www.geocities.jp/」であれば「www.geocities.jp」の部分、「http: //headlines.yahoo.co.jp/hl」であれば「headlines.yahoo.co.jp」までの部分を入力してください。

この方式で、自分のサイトで意図したキーワードによる検索がYahoo!で行われているかが確認できます。もし、検索結果がエラーになって表示されれば、そのキーワードでYahoo!では検索にかからないということが理解できるはずです。
対策のポイントとしては、意図した情報がどこにあるのかわかるように、見出しをつけて文章中にそのキーワードを入れ込むことが必要です。

以上が、SEO対策の肝です。

こうしたことをしっかりと行うことで検索エンジンにかかりやすくなります。