実践社会学 = インターンシップ

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 JOYB株式会社、事業統括部の丸子です。

 僕はこの3月大学を卒業します。今までインターン生としてジョイブで仕事をしてきて、4月より社員として勤務を「継続」します
(一応「即戦力入社」かもしれません)。

 自分は大学では「社会学」を専攻していました。

社会学!? あまりなじみの無い人やどこかで聞いたことがある人それぞれだと思いますが、簡単に言うと「社会で起こりうる全ての事象」
が社会学の研究対象となります。

 そのため、「社会学」は非常に幅の広い学問として多くの人に理解されています。産業社会学、社会心理学、家族社会学、
社会病理学などなど、とりあえず「社会学」とつけば何でも社会学なのです。

 大学で教えることは、社会学史や社会学概論は勿論のこと、デスクスタディーであることばかりでした。実際どこの社会学科や社会学部でも、
やることはほとんど一緒だと思います。

 しかし、社会のことを勉強するのに社会に出ず勉強するのはいささか問題なのでは?
などと感じてしまいます。大学生時代、教授の中には「社会学科の学生は外に出ろ」という人もいましたが、
どうもそれはフィールドワーク(注1)のことを指していたようです。

 僕は、「もっと社会と関わることで社会を学ぶこと」が『社会学』なのではないかと常々考えていました。では、具体的には「社会」
とはどのように関わっていけばよいでしょうか。

 僕は半年間JOYBでインターンシップをして、「これが僕の求める社会学なのかもしれない」と考えました。

 最近読んだ本に『SEの思想』というものがあります。
ここで書かれている内容は、優秀なSEを育てるためだけのものではなく、ビジネスに関わる全ての人に当てはまるものでした。

 その中で、「習うより慣れろという職種であるのは紛れも無い事実である」という一文がありましたが、
この言葉はSEやプログラマーにのみ限った事ではないと思います。

 いくら丁寧に教えたところで、相手に覚える気が無ければ、全くその人の身にはつかないのです。このことは、
他の業種でも同じことが言えるのではないかと思います。

『実際にやってみる』

 このことが、僕の考える「実践社会学」の基礎理念です。
その方法論は、インターンシップを通して社会と関わることで明らかにできると信じています。

 僕はこれからも、この「実践社会学」をもっと深く追求していきます。