宇宙論

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宇宙の真理に、今近づこうとしている。
自分という存在を囲むのもすべてが、他者でありそれらはすべて宇宙の空間的存在である。
空間的存在は、簡単に認識できシニフィアンである。

しかし、自分という存在を囲むものは、それだけではない。
“時間”は、宇宙の中ではシニフィエにあたる。
時間と空間が、宇宙を構成していることは、常識として誰もが知っていることだろう。
しかし、宇宙は一定ではない。
アインシュタインは、宇宙の拡大しようとする力と収縮しようとする力が拮抗しているので、宇宙は一定に保たれていると考えた。
だが、ハッブルの観察により(我々の)宇宙は拡大している事を発見した。そしてアインシュタインにそのことを告げ、アインシュタインは彼の理論を受け入
れ、自分の過ちを認めた。また、ロシアのアレキサンダー・フリードマンは、新たな可能性を導き出した。
それは、宇宙の質量が小さければ宇宙は永遠に膨張しつづける。また、質量が大きければ、宇宙は膨張からある時期に収縮に転じる。2つの境界の場合には、宇宙は減速しつつ、ぎりぎりで膨張しつづける。

我々居る宇宙は、開いた宇宙といわれ、質量は大きい。そのため遠い未来に我々の宇宙は収縮していくだろう。
そして、また新しい宇宙がビッグバンにより誕生し、我々は、再びその地によみがえる。