テルミン

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テルミンについて、問い合わせが殺到(?)したので、
今日は、うわさのテルミン(??)について、
まどろむ記憶を頼りながら、皆さんにお送りしたいと思います。 私の記憶だ確かならば、(料理の鉄人風)Dr.テルミンという人が、作った世界最初のシンセサイザーだと、お思います。
形は、箱から棒が2本出ているという特殊な形態をしています。
そして、その2本の棒から電波を出して、その間を手で弄くる(なんか変な表現だが)音色がかわるという(一応)楽器です。
何で、その間を行ったり着たりすると、音質が変わるのかというと、わかりにくい例ですいませんが、昔、ラブテスターというインチキマシーンがありました。

それは、愛し合っている男女が、手をつないでラブテスターから出ている、棒を互いに持つとラブテスターのメーターが上がるという全く子供だましの玩具が
あったのです。 僕は、世代が違うので、やった事は有りませんが、(じゃぁ、なんで知っているかは聞かないでください)それと同じ原理なのです。
テルミンも2本の棒から、電気を流して、その間で電気の流れを変えてやることで、音が伸びたり縮んだり、唸ったりするわけです。

現在のシンセサイザーは、原理的には同じなのですが、そのうねりを出すことを機会が、やってくれているのでツマミをひねると、音質が変わり(アナログシンセサイザーの場合)ボタン一つで切り替えが出来るわけ訳です。
確か、本当の形のテルミン持っているのは世界で数人しかいないと聞いたことがあります。
その一人が、コーネリアスの小山田圭吾だとか違うとか、
でも、原理さえしっかりわかっていれば、今なら作れない代物では、ないと思います。(かといっても、僕は作りません)
なんか、話がかなり長くなってしまいましたが、
明日もこんな感じになるかも・・・。

大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)